その他雑感

ブログを書くときにまず考えること

(最初の)目的は「知ってもらうこと」。しかし・・・

Webマーケティングを中小企業が取り組むべき理由(1)で書きましたが、Webサイトの構築を考える際に大切なのは「Webサイトで行いたい目的あるいは目標の設定」になります。当サイトの場合、まずは私(設楽)をいろんな方に認知していただくことが目的です。経営者の方はもちろん、同業者の方は私と直接対面した方、ネット経由で興味・関心を持っていただいた方など様々です。認知の後に「私(設楽)が行っていることに興味を持ってもらう」というのが次のステップになりますが、ただその前にやることがあります。とその話をする前に、せっかくなので各ステップを説明しておきます。基本的には、AIDMA(Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動))をそのままWeb上で実行することになります。

  1.  私(設楽)という存在を知ってもらう(注意(=認知))
  2.  私の行っていること(執筆活動やブログ記事)に興味を持っていただく(関心)
  3.  その中から見ていただいた方の現在のお困りごと、関心事との結びつきを感じていただき、より詳細を知りたいと感じていただく(欲求)
  4.  執筆、ブログの投稿などの発信情報を活用されるなどで、私の存在を記憶にとどめていただく(記憶)
  5.  直接会う or Web会議等、セミナーなどで、実際に話す機会を作っていただく(行動)

そうなると当然ですが、最初の1がスタート地点なので、アクセス数を増やしより多くの方に知っていただくよう、SEO対策などを勉強し実行することやWebデザイン(+コーディング)を学んでサイトの見栄えをより見やすくする努力をする、ということになります。しかし、その前にまずやるべきことがあります。



まずは、書く、書く、書く

まずやるべきことは「ブログ記事を書く」ことです。「書けばいいってもんじゃない」というのはまさにその通りですが、「どの記事が読んでもらえるか」は実際書かないとわからないこともあります(※書き方含めて)。当ブログは今回まで現在約30ほど投稿していますが、「えっ、この記事がアクセス数多いの?!」と思うことがあります。こればかりはわからないので、まずは「書く」ことに専念し、どこがポイントなのかを肌感覚でつかむことが重要だと思います。また、書いてから誤字脱字に気付くこともありますが、簡単に直せるのもブログのいいところです。

 なお、このやり方は発信することが必要な業種(主にサービス業が該当)にとっては重要ですが、例えば部品製造業など「手に取らないとわからない」製品を扱う場合は発信することよりも丁寧な商品説明が重要で、更新頻度を目的化すべきではないです。「Webサイトで行いたい目的あるいは目標の設定」を最初に定めるべきというのはそういうことです。Web活用は重要ですが、そこに手を取られすぎて本来やるべきことが出来なくなっては意味がありません。というわけで以下、ポイントは次の2点です。

  1.  ブログ立ち上げ当初はまず「書くこと」が重要。目安は50~100記事。SEO対策などはその次に考えること。
  2.  何が読んでくれる方の興味・関心をひくかをある程度想像できるようになるまでは経験が必要。
  3.  ただし、企業サイトの場合は別。あくまでもWebサイトの目的に沿って作ることが重要。更新頻度を指標にすると手段が目的化してしまう。