その他雑感

MCPC IoTシステム技術検定(中級)に合格しました。

IoTシステム技術検定(中級)に合格

2020年1月10日に、2019年12月07日実施のMCPC IoTシステム技術検定 第7回 中級の合格発表があり、無事合格しました。

問題用紙は回収され、正解も合格者数(率)も公表されず、過去問もないため、なかなか全貌がはっきりしない試験ですが、私が感じたところをいくつか書いていきたいと思います。

幅広いIoTの全てを習得するために

私が受けた中級の必要とする知識レベルは以下となります。(MCPCより

IoTシステムを構成する基本技術習得

  1.  IoTシステム構成と構築技術
  2.  センサ/アクチュエータ技術と通信方式
  3.  IoTデータ活用技術
  4.  IoT情報セキュリティ対策技術
  5.  IoTシステムのプロトタイピング技術

試験は全てテキストから出るので、ひたすら覚えれば大丈夫、ではあるのですが、試験はマークシートとはいえ正確な知識が求められるので、うろ覚えでは受からないというのが第一感です。

とはいえ、問題集もなく(過去問や公式問題集とかあると全然違うのですが)、ただひたすら暗記するにはボリュームがあり大変です。

もともと、IoT自体に多くの技術要素があり、ソフトの中でも組込みとエッジコンピューティングなど複数の領域、加えてセンサー類などハードの知識、さらに関連する法律などもあるので、内容は多岐にわたっています。

では、効率的な学習法はないのか?と言えば、あります。私はMCPCの公開講習会に参加しました。無料のものもあれば有料のものもあります。

有料の講習会は行ってないのでわかりませんが、無料の講習会でもテキストの要約とサンプルの問題がもらえるので、こちらを受講することをお奨めします。私が受けたときは受講生が50名ほどいました。

もちろん、テキストを要約したものは重点的に学習すべきポイントだけを示しているので、それ以外からも出題されます。

また当然ですが、サンプル問題と同じ問題は出ません。ただ、サンプル問題だったとしてもあるのとないのとでは大違い。学習ポイントと出題形式がわかるのは学習を進めていく上で役立ちました。




あとは数少ないネットからの情報も見ましたが、あまりそういったものには頼らず、地道にテキスト中心の学習を行いました。

結局、資格に受かっただけでは意味がなく、「お勉強のできる人」では実践では役立ちません。もちろん、領域が広いIoTの全てにおいてプロフェッショナルになるのは大変なことですが、大変だからこそやる価値があると思うのです。

実際、テキストそのものも誰か1人が書いたわけではなく、多くの有識者によって作られたものです。そうであれば、まずはその有識者から「いいとこどり」させてもらい、その知識を「資格取得」という形で確認し、実践へとつなげていくことが重要です。

長くなりましたが、私の受けた感じでは7割とれていれば合格できるのかな、と思っています。あとは80問を90分で解くのはそれなりにハードなので、タイムキーピングも重要だと感じました。

これから受験される皆様の何かの参考にあれば幸いです。