使い勝手のいいノートパソコン VAIO SX14
コロナウイルスの影響でテレワークが注目されたことで、家で仕事を行うためのノートパソコンに注目が集まっています。私はたまたま独立のタイミングでもあったので、使い勝手のいいノートパソコンを探してました。
その結果、VAIO SX14を購入し使用しています。(スペックなどは公式サイトをご参照ください。)実際使ってみると、会社員時代に使っていて不自由しなかったVAIO S13よりもさらに快適です。
テレワークを検討されている方はもとより、軽量モバイルPCを探す全ての人に探しているひとにとってお奨めです。なお私が購入したのはタイミングの関係で、2019年モデルになります。2020年モデルは今年1月に出たばかりということもあり、今買うのであれば(どちらにするかは)予算次第です。
以下が、私が購入したモデルのスペックです。ソニーストアで買いました。VAIOストアとどちらで買うか迷いますが、キャンペーンなどでも差が出るので、購入前に両方で比較した方がいいでしょう。スペックについて詳細は別途説明します。
OS | Windows 10 Home |
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色 | ブラウン |
画面 | 14型ワイド(1920×1080) |
CPU | Core i5-8265U(1.60GHz) |
メモリ | 8GB(オンボード) |
ストレージ | 第三世代ハイスピードSSD(256GB) |
その他 | LTE搭載,Officeなし |
保証 | 長期保証<3年ワイド> |
ブラウンの高級感がGood。そして、軽量、豊富な端子類
まず、本機を購入するのであれば、ブラウンをお奨めします。スマートフォンに比べてカラーバリエーションが少ないノートパソコン市場において、このブラウンは希少性があると感じます。
ノートパソコンは実用性が最重要視されることが多いとはいえ、本機は落ち着きのある高級感が感じられ、所有する喜びを持つことができ満足度が高いです。
なお、特別モデルで赤、漆黒、勝色などが用意されていますが、価格差があります。こちらについては、購入前にソニーストア(実店舗)などで実機を確認することをお奨めします。
その他のスペックについてですが、以下になります。
- OS は Windows 10 Home (※個人用途ならProは不要です)
- 画面は 14型 1920×1080(フルHD)(※4Kもソニーストアで実機見ましたが、このサイズでは不要です)
- CPU Core i5-8265U(1.60GHz) (※持ち運ぶことの多いノートPCではCPUよりもメモリやストレージの方が重要です。Core i3でも十分です)
- メモリは 8GB(※安いPCは大抵4GBですが、Windows10は8GB必須です)
- ストレージは第三世代ハイスピードSSD(256GB)(※値段に差がない(256GBの場合)ので、ハイスピード一択です。)
- 本体重量は約999g。ノートPCは200gくらい違うと持ち運びの使い勝手が全然違います。スマホ1台分違うだけではありますが、とても軽く感じます。
- LTE搭載モデルにしましたが、スロットがMicroSIMなので、スマホのSIMを差し替えて使いまわすのは面倒です。外出先で使うことが多い場合、データ専用SIMを用意しましょう。
ここで、購入する方が迷うのは「4Kが必要かどうか」だと思います。私が実機を見る限りでは、14型ノートPCでは過剰スペックのように感じました。
4Kディスプレイが実力を発揮するのは写真/動画などの加工をする場合なのでしょうが、プロ/アマチュア問わずそういった用途の場合、もともと本機で行う必要もないのでは?と思います。
ただ、本機で重要なのは、CPUやメモリなど一般的なスペックに現れないところで重宝しており、それが「端子類」になります。下の写真を見てください。
右から説明します。まずVGAポートですが、これを搭載するノートPCは少なくなりました。ですが、プロジェクタに投影する際、プロジェクタ側がHDMIに対応していないケースがあったり、HDMIがあっても(HDMIケーブル含め)相性が合わず映らないなどのトラブルがたまに発生します。特にプレゼンをする場合、こうしたトラブルはヒヤヒヤものなのでVGAポートがあると助かります。
隣の有線LANポートもホテルで作業するときにあると便利です。(ホテルのwifiはつながりにくかったり遅かったりするケースがあります)
その隣の隣、USB-C端子ですが、これも重宝しています。なぜならモバイルバッテリーからの電源供給・充電が可能だからです。たまにACアダプタを忘れたり、近くに電源がないときなど、いざというとき本当に助かります。
一番左のSDカードスロットですが、カメラから直接データを取り込めるため、PCに取り込む際にクラウド経由しなくてもよく、手間がかからず便利です。

最後に、ACアダプタも(これは他のVAIOと同じものですが)軽量でかつUSB端子がついているため、ノートPCを使いながらモバイルルーターやスマートフォンの充電が可能です。
全体的に「何かあったときにあってよかった」という端子類が多く、モバイルユーザーの声が反映されているのだと感じます。
- VAIO SX14は軽量で豊富な端子類が魅力
- 色は落ち着きを感じる「ブラウン」がお奨め
- ソニーストアやVAIOストアでは、予算に応じてCPU、メモリ、ストレージなど自由に選べますが、メモリに関しては8GB以上が必須
(2020/04/21追記)最近、ZOOMで使う機会が増えてきて思うのですが、本機はノートパソコンとして軽量を求めた結果、「マイク(が拾う)の音量が小さい」「スピーカー出力が小さい」と感じることがあります。
前者は外付けマイク、後者はBluetoothスピーカーで補えます。正直なところ、マイクは画面に近づけば問題ありませんが、ZOOMでは顔がアップになってしまうのが何とも。外付けマイクがあればそれに越したことはない、と思えるレベルです。