地域活性化

山梨県小菅村「道の駅こすげ」に行ってきました。

夏休みは長崎に家族旅行を計画していましたが、ご存知のようにコロナウイルス第7波の影響により、キャンセルしました。正直、キャンセル料もそれなりにかかったので迷いましたが、健康には変えられません。行動制限がかかっていないとはいえ「気を付けていればなんとかなる」という類のものではないので、今回のことはキャンセル料含め勉強代と思って割り切りました。

とはいえ、娘は中学生。なかなか家族で一緒にでかけるようなことは少なくなるでしょう。そこで、日帰りのお出かけを計画しました。行き先は都内から比較的行きやすい山梨県小菅村。近場でも自然いっぱいのところで、空気もおいしく、食べ物もおいしかったです。帰省ラッシュは過ぎたとはいえ、少し道も混んでいることを考え、早めに行って、早めに帰ってきました。「もう少し行きたかった」くらいに思える方が次に行くモチベーションにもなるかと思いました。

道の駅「こすげ」の物産店はすごい

小菅村に行くと最初に訪れるのが、「道の駅こすげ」です。他にも「白糸の滝」や「東京奥多摩仏舎利塔」など魅力的な観光スポットがあるのですが、今回は時間の関係上、断念しました。

道の駅こすげには物産店があるのですが、ここにすごいものが置いてありました。それはなんと「ふるさと納税自販機」です。

ここに足を運ぶ大半の人は車で来ることが多いこともあり(※バスも通っています。念のため)、運転される方は当然自動車免許を持っています。そのため、身分証明書として運転免許証を使い、その場でふるさと納税ができるという仕組みです。「返礼品は3割」が現在の基準となっているので、10,000円で3,000円分の商品券と交換できます。小菅村を応援した上でお買い物も楽しめるということで、なんかすごく心穏やかな気分になれる、素晴らしいシステムだと思いました。

山梨県は盆地などは夏に暑くなるところもありますが、小菅村は奥多摩に近く、とても涼しく感じました。お昼には夏野菜の天ぷらとざるうどんを食したのですが、さっぱりしていて美味しかったです。(ズッキーニがよかったです。)野菜は新鮮なものが物販店で売っているので、いくつか買って帰りました。これも近場のいいところですね。

小菅の湯は次回のお楽しみに

「道の駅こすげ」では温泉も入れるのですが、今年1月に島根に足を運んだ時に感じたのが、大浴場の怖さ。マスクをはずして長時間多くの人の中にいるというのは、気分的にイヤなものです。コロナ明けにきて、堂々と入りたい。そう思い、今回は断念しました。

あとは「フォレストアドベンチャー」にも行きたかった(というか、これが目的)のですが、1.5時間かかるというのでこちらも断念。また次のお楽しみとさせていただきます。

写真がなくて申し訳ないのですが、マスカットのソフトクリームがとてもおいしくさわやかな味で、満足して帰路につきました。物産店で買ったお土産の数々は、この日の思い出をさらに増幅させてくれるもので、また次回!と思える場所です。大月ICからもう少し足を運ぶと有名な観光地である河口湖や山中湖がありますが、それらとはまた違った魅力のある小菅村。次回行くときは「道の駅こすげ」以外のところもいくつか回ってみたいと思います。

都内からちょっと出かけると豊かな自然に触れることができる小菅村。いいところでした。なお、小菅村のこれまでの歴史については、嶋田俊平さんの本「700人の村がひとつのホテルに」の書評でも触れているので、合わせてご一読ください。