その他雑感

対人関係をよくするために心がける3つのこと(コーチング)

コーチングの体験講座を受けました

経営コンサルティングを行う上で重要なことは、クライアントに信頼され、気兼ねなく何でも話してもらうことです。当たり前のことを言っているようですが、非常に難しいことと感じています。ということもあり、先日、コーチングの体験講座を受けてきました。目的はコンサルティングの質の向上ではありますが、その際にコーチングの考え方、スキルはとても役立ちます。もちろん、コーチングにはコーチングの世界があり、コンサルティングとは別の意味で難しく、そして奥深いものです。ですが、僅か90分の体験講座でも得ることが多かったので本ブログにて共有したいと思います。

まず、「今日は3つのことを持って帰ってください」とコーチの方が言いました。その3つとは「笑顔」「うなずき」「相づち」になります。実際にコーチの方が(私が話しているときに)「笑顔なし」「笑顔あり」の2バージョンを交互に使い分けていたのですが、これは驚くほど(話し手である)私の心理状況に変化をもたらしました。もちろん、笑顔であってもなくても(私の話していることを)コーチの方は聞いているわけですが、「笑顔あり」のほうが「聴いてくれている感」が圧倒的に違いました。とても単純なことではありますが、逆に単純なことであれば使いこなさなければ損だと感じます。その後、「うなづき」「相づち」も効果があることを感じました。講座終了後、「今日、帰ったらさっそく家族の方と話すときに使ってみてください」とアドバイスを受け、家族との対話で毎日継続しています。



さっそく3つのことを行うことで変化が

 とはいえ、先にも書きましたがコーチングの世界は奥が深いものです。体験講座の後半では私もコーチングを行う側に回りましたが、「相手と話をしながら次の質問を考え、かつどうクロージングするか(すべきか)」というのを常に考えながら会話を進めるというのは本当に難しいものと感じました。これはもう、何度も何度も練習するしかないと思います。

 その一方で、「コーチングを行う/受ける」という目的とは関係なく、相手の話を聴くことが特に求められる状況においては、先の3つを心がけています。もちろん打算的な笑顔などではなく、相手を受け入れる、相手に対する思いやり、といったことを念頭に行っています。そして、日常話す人よりも「初対面」のひととの話では第一印象が変わるため、このことがまた次の好循環につながってきます。本日も初対面の方(2人)と話したのですが、先方の対応が非常にスムーズでした。私も今後、コーチングを何らかの形で取り入れますが、まずはここからスタートです。

  1.  初対面の人と話すときは「笑顔」「うなづき」「相づち」を意識して行う
  2.  重要なことはスキルではなく、相手を受け入れること、思いやりの気持ち

追記:ダイヤモンドオンラインで良記事を見つけました。ご参考までに。