中小企業診断士

中小企業診断士になることを「あきらめない」でほしい。

7/2,3はTACの中小企業診断士1次模試。受けられた方、お疲れさまでした。そろそろ試験に向けてラストスパートに入るころ。ここからの1か月、これまでやってきたことが本当に「伸びる」時期なので是非とも頑張ってほしいです。(実際、私も伸びました。) 私の成績は過去記事にあるので、こちらをご参照ください。

診断士試験合格への道、それはあきらめないこと

模試の結果を見て、「これはいけそう」「もう無理だ」。様々な方がいらっしゃると思います。ただ、いずれにせよ、あきらめたらそこで終わりです。2次試験は「東大出た人でも落ちる可能性がある」くらい「よくわからない試験」ですが、1次試験は勉強した成果がかならず現れる試験です。

以前も書きましたが、これからの残り時間で有効なのは「中小企業経営/政策の暗記」です。暗記モノは短期決戦に向いているので、特にギリギリのタイミング(7月後半)でやられることをお奨めします。あとは過去問です。中には点数調整のため?と思われる難問もあるので、そういうのはわからなくても深追いせず、「各科目40点以上で合計420点以上」を目指しましょう。

また、「もうダメだ」と思われた方もいらっしゃるかと思います。ですが、今年(2022)に新入会された診断士の方、4年かかった、5年かかったという方の話を聴くと、やっぱり諦めることはしてほしくないと思います。努力は必ず実ると信じて。2次が受からず養成課程に進まれる方もいらっしゃいますが、それでも1次は通る必要があります。

ここ(受験前)までに断念してしまう方も何人も見てきました。TACの合格祝賀会で友人が全くおらず、さびしい思いをしたこともあります。それでも、最後まで走りぬきましょう。「走り抜く」というのは、仮に残念な結果に終わったとしても、1科目でも科目合格を踏ん張って勝ち取って翌年につなげる」ことです。

なお、2次試験についても過去記事をご参照ください。こちらは1次試験が終わった後にでもご覧いただければと思います。

昨年度(令和3年度)の合格率は36.4%! 

こちらに昨年度(令和3年度)の1次試験の結果が出ました。合格率は過去最高の36.4%だったこともあり、おそらく今年は難化することでしょう。ただ、合格率、問題の難易度は自分ではコントロールできないもの。自分が出来ることは何度も言いますが「諦めないこと」です。

あとは、自分でブログを書いていて言うのもなんですが「診断士合格ブログを見過ぎないこと」です。私もそうなのですが、どうしても自分の体験で語りたくなるもの。「各科目のまとめシートを作りましょう」とかは最たるものです。これは向いている人と向いていない人がいる典型的な例です。私が先述した「中小企業経営/政策の暗記」は忘却曲線を考えれば自然なこと、「過去問を解く」は診断士試験に限らず、どの資格にも通じる王道的手法です。

いろいろ書きましたが、幸いなことにコロナは落ち着きつつあります。この記事を読まれた方と来春、お会いできることを楽しみにしています。