地域活性化

島根旅行(松江編)【2022年1月】

 さて、前回の出雲編終了後、今回は松江編となります。出雲編について下記参照ください。

 さて、温泉津温泉に泊まった私の目的は翌朝、石見銀山に行くことでした。割と近いところに宿泊していたこともあり、楽しみにしていました。が、駐車場についてもガラガラ・・・。

 世界遺産センターについて、ようやくわかったその事実。そう、この日は休館日だったのです。「旅行あるある」ですが、行ったその日が休館日というのはよくあることで、事前にもうちょっと調べておけばなあ、と悔やんだものです。ただ、その先の松江城観光の時間を考えると、結果としてよかったのかもしれません。次回の楽しみに取っておきます。忘れずに「定休日は毎月最終火曜日、年末年始」と記しておきます(笑)

 これだけの観光名所である石見銀山。短時間でもよかったので・・・。いや、次の楽しみに。

 さて、また車を走らせて松江城に。途中、あまりみかけない風力発電を行っている場所があり、「あー、こういうところが現地に来ないとわからないものだよなあ」と思いながら見ていました。運転中は危険だったので写真を撮りませんでしたが、ちょっと車を止めてでも記録に残しておくべきでした。そして松江につきました。

 松江城の外観はこの投稿のアイキャッチ画像をみてただくとして、上の写真。これ、ちょっとピントが手前すぎてわかりづらいのですが「井戸」です。すんごく深く見えます。実際何mなのかはわかりませんが、昔の人はこうやって生きていたんだなあ、と感慨深くなりました。

 上の写真は松江城からの眺め。意外にたくさんマンション(しかも高層)があると思いました。私の勝手な思い込みですが、地方都市はちょっと駅から離れるとすぐに一戸建て住宅が並んでいるというイメージだったのですが、松江(出雲にも)にはこれだけマンションがあって、人口が少ないという印象がありません。そして、松江城観光の後は「小泉八雲記念館」に行ってきました。いや、ここに行けたのは全くの幸運。旅行最終日(2022年1月27日)に島根県に「まん延防止等重点措置」が発令され臨時閉館されてしまったので、運に恵まれ本当によかったです。記念館は写真撮影禁止だったこともあり、皆様に彼の生きざま、資料などをお見せすることは出来ないのがとても残念です。アイルランド人である小泉八雲は島根(松江)だけでなく、熊本や神戸でも教鞭を執っているのですが、生涯の伴侶とここで知り合ったことなどから松江の象徴的人物として扱われているようです。

 この日は「童心の小宿 なみ路」さんに宿泊。残念ながらキャンセルが相次いでいるそうで、この日の宿泊は私のみ。わざわざお食事、お風呂などのご用意いただきおかみさんには感謝しています。写真は出雲編でも出てきましたが、とにかくお米がうまい! 話を聴くとなんでもこの大根島で取れたお米だそうで、地産地消だからというのはあるのでしょうが、島根は本当にお米がうまいです。あと、個人的には写真右の「自立するしゃもじ」が大ヒット(笑)。実に使いやすく便利でした。

 翌朝には(島根は悪天候のため)南下し、愛媛に向かうので、島根についてまとめます。一言でいえば「全体的に発信力があればもっと豊かになれる」と感じました。例えば下の写真(島根ワイン)。私は出雲編で述べたようにしまコトアカデミーで島根について学びましたが、「島根がワインの(名)産地」であることを知りませんでした。日本のワインと言えば、山梨、長野・・・くらいでしょうか。私が過去に記事にした石川県能登町もワインがおいしいのですが、島根ワインはあっさりしていて美味しかったです。他にも「しじみパイ」等の銘菓もあり、お土産に事欠きません。そして離島に行けば海産物(牡蠣、イカなど)もあり、お酒もワインだけでなく「海藻焼酎」などもあり、特色あるものが多いのでとても残念に思いました。と同時に「次行くとどんな島根が見られるだろう」という気持ちにもなれました。島根県は東西に長く広大な県であることを実感しました。今回見られなかった石見銀山に限らず、まだまだ見たいところがたくさんあります。温泉の数も多いです。また、離島にも行きたいです。見たいこと、感じたいことだらけで魅力あふれる島根県。今回は叶いませんでしたが県の方々と「かかわりしろ」を持ちたいです。