頼りになるSIMフリースマホ,Oppo Reno A
今ではすっかり成熟した感のあるスマートフォン端末ですが、今年は5G対応端末が出揃う一方、iPhoneSE2(iPhone9?)がもうすぐ出るなど、ミドルレンジのものも充実してきました。
私もSIMフリー端末の「Oppo Reno A」が2019年10月に発売されてすぐに購入し使っていますが、とても使い勝手のいい端末です。
ざっとまとめると以下のようになります。ほとんど弱点がありません。
ここがいい!
- 有機ELで大画面(6.4インチ)
- 大容量128GBまたは64GBのストレージ,そしてRAMも余裕の6GB
(※128GBモデルが買えるのは楽天市場のみ) - Snapdragon710採用で快適な動作(※動作も安定してます)
- 税込40,000円以下で買える高いコストパフォーマンス
- カメラの画質も必要十分(※ハイエンドモデルと比べなければ)
- おサイフケータイ対応(やっぱり便利)
ここが今一つ
- 電池持ちが今一つ(有機ELなので、すぐ暗くなります。設定で暗くならないようにすると、今度は電池が持たなくなります。)
- 最初から保護フィルムが貼ってあるとはいえ、今一つの品質
- 付属のケースが今一つの使い勝手(ほんとうにオマケ程度)
- Color OS(Androidベース)のため、Security Patchがあたるタイミングがやや遅め
ここで気になるカメラの画質ですが、「値段相応」だと思います。下の写真は本機で撮ったものですが、日の出直後の新宿高層ビルです。まずまずではないでしょうか。
もちろん、いろんなところで写真は撮ってますが、夜以外は頑張っているという印象です。
頼りになるケース,ラスタバナナ
本機の性能は必要十分なので、あとは保護フィルムとケースをどうするかです。私は保護フィルムにはあまりこだわりがないのでケースだけ買いました。
ケースも発売直後は最初の頃はいいものがほとんどなかったのですが、最近はずいぶんと増えてきました。私はラスタバナナのものが高級感があり気に入っています。色もネイビーとブラックがあるのですが、本体の色と同じでも逆でもいいと思います。(私は同じにしました)
このケースだと(本体の)上下が隠れないので、ヘッドフォンジャックがそのまま使えて使い勝手もいいです。細かいことですが、ストラップホールも重宝しています。
もっと細かい情報(たとえばCPUベンチマークとか)はここでは書きません。ミドルレンジ相当の数値が出ていると思いますが、2~3年は使えると思います。
あとは今話題のRakuten UN-LIMITプランにも対応しているので、この機会に楽天モバイルに移行したい方にもお奨めです。
また残念ですが、これだけの性能のものがこの値段で市場に出てしまうと、日本メーカーは太刀打ちできないです。日本メーカーでも一部シャープなどは頑張っていますが、特に海外に行くとOppoのプレゼンスが圧倒的だと感じます。
むしろ、対象となる市場規模が大きいとは言えず、かつiPhone比率が高い日本市場向けにおサイフケータイを搭載していることのほうに驚きを感じます。
これまではミドルレンジのスマートフォンといえばファーウェイがすさまじい勢いで伸びてましたが、米中貿易摩擦の影響を大きく受けました。とはいえ、スマートフォン市場は(Apple以外は)どんどんプレイヤーが変わるレッドオーシャンの典型です。
なので、どのメーカーかはあまり気にせず、2年経ったら買い換えればいいと思っています。長く使いたいのであればiPhoneでしょうが、新しいものに触れて楽しむのがまた好きだったりしますので。