経営コンサルタント

中小企業診断士として独立後に感じること(1ヶ月経過)

独立して1ヶ月経って感じること

独立してから1ヶ月が経過しました。2週間経過時点での投稿からまだ2週間ちょっとしか経っていませんが、いくつか思ったことを書いていきたいと思います。

まず、想定外のことがいくつもやってくる、ということです。当然、独立前にある程度のことは計画していたわけですが、いい点につけ、悪い点につけ、次から次へと想定外のことがやってきます。「想定外のことは起こるだろうな」という想定だけが当たった(笑)ということになるのでしょうか。ただ、これだけだと抽象的な表現でわかりづらいと思うので、「いい点」「悪い点」にわけてもう少し詳しく書きたいと思います。

  • いい点:やみくもに忙殺されていた会社員時代とは違い、時間がないことに変わりはなくとも、主体的に動けるようになりました。また、お酒の量が減りました。これは家で飲むことが少なくなっただけでなく、飲み会でさえアルコールを断ることもたびたびありました。これは必要以上の深酒を繰り返していた原因である“会社のストレス”がなくなったからだと思っています。
  • 悪い点:あちこち課題が山積で、どこから手を付けたらいいのかわからなくなることが多くあります。また、会社員時代より、周囲とのコミュニケーションコストがより多くかかることに気付きました。

ということです。1つ補足しておくと「コミュニケーションコスト」は会社員の頃に比べてより多くかかっています。つまり、いままでは同じ会社に長く勤めていたため、会社の文化、社風に馴染んでいたことから、(会社の仕事では)1つものを言えば、その言葉の裏にある10のことが読めたのです(いわゆる「阿吽の呼吸」)。逆に言うと、いまは多種多様な人と話をするので、自分が言う場合でも、言われる場合でも、その言葉の裏がお互いに読めません。なので、自分が何か話をするときは「言わなくてもこのくらいわかるだろう」という思い込みをなくすことが重要と実感しました。また、言葉に裏があっても委細構わず依頼がかかってくる場合があるので、慎重に対応する必要があります。人間誰しもついつい、自分の中にある常識で語りがちです。しかし私が思うには、終身雇用が長く続いていたという日本固有の文化と単一言語であるという歴史が、コミュニケーションコストをより低下させてきたと考えます。(そんなことはない、会社の中でもコミュニケーションミスはいっぱいある!という意見もあるかと思いますが、全くその通りです。その話はまたどこか別にさせてください。)



独立前の仕込みがなくなってからが勝負

 前回の投稿の「企業診断ニュース2月号」は独立直後に校正して、発刊されました。これでだいたい、独立前に準備していた「直近のこと」は終わりました。(中長期的なものは当然ですが別にあります。) 私はここからが勝負だと思っています。ブログ運営も「書くネタがなくなってからが勝負」とよく言われます。ブログについてはまだそんな段階ではありませんが、独立前に考えていた小さなPDCAが1周回って、2週目に入ったと考えています。次の仕込み(PDCAのP)について概ね考えは固まってますので、結果が出次第、随時このブログで報告します。

 また、家内が私のサポートを積極的にしてくれており、本当に助かっています。図々しくも、お願いすることが多くなりました。また子どもとの会話も安定しています。私はこれまで「安定してお金を稼いでくること」が世帯主の役割だと信じ、そのこと”だけ”に邁進してきました。ただ、そのために家族が我慢を強いられていることに改めて気付いた次第です。家内からしてみると自分のやることが増えた(笑)のかもしれませんが、家族仲がスムーズになったことは「幸せ」を感じる大きな喜びです。
 ただし、(安定しなくとも)「お金を稼いでくること」が世帯主の役割であることに変わりはありません。いつどんな仕事をするとしても、コミュニケーションを大事にし、着実な歩みを重ねていきたいと思います。私は「踊る大捜査線」が大好きですが、好きなセリフに「事件に大きい小さいはない」というものがあります。そして独立してから「仕事に大きい小さいはない」ということに気付きました。これもこの1ヶ月で感じたことです。